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「手持ちユリナー」オプション(部品)一覧
手持ちユリナーは、傷んだ部品単位で購入いただけます。
導尿チューブ内の色が変色したり、経年劣化によりレシーバー(受尿器)が硬化してきた、汚れが取れにくくなったなど、損傷してくると、尿モレの原因になったりしますので、手持ちユリナーを長くお使いいただくためにも早めの部品交換または新品交換をお願いいたします。
ハンドル(手持ち部)TUR203
レシーバーに装着する手持ちハンドルの部品です。ハンドル部が折れた、ヒビが入った場合は、ケガやモレの原因となりますので、ご注意ください。
集尿タンクDUR301
大容量の集尿タンク(DUR301)は、タンク本体とワンタッチキャップがセットになっています。臭いや汚れが目立つようになってきたら、付属の洗浄ブラシまたは市販の尿瓶用洗剤、尿瓶用洗浄錠剤、また、クエン酸などで洗浄すると綺麗になります。
尿石はアルカリ性なので、反対の酸性系洗剤で分解してください。
レシーバーDUR201
シリコン製のレシーバーは、肌に直接あてる大事な部品です。新品の状態では、人肌程度の柔らかさがありますが、経年劣化により硬化したり亀裂が入ったりしますので、ご注意ください。汚れの付着や臭いの防止をするコツとしては、毎日必ず汚れの除去と除菌を行ってください。除菌消臭効果のあるピューラックスが便利です。
集尿タンクと同じく尿石(アルカリ性)汚れは、酸性系の洗浄剤で落としてください。
導尿チューブDUR202
導尿チューブの中は、ゴシゴシと洗えないため、汚れがちです。服用している薬によっては、チューブ内が紫色や黒色に変化してきます。使用には問題ありませんが、見た目が気持ち悪いかたは、早めの交換をお願いしております。経年劣化による硬化がはじまった場合は、チューブがコネクタから抜けやすくなったり、チューブのねじれによる亀裂からモレが起こる可能性がありますので、早めに交換してください。
部品のなかで、最も交換頻度が高いのが導尿チューブとなります。
ワンタッチキャップDUR302
集尿タンクのフタとなるワンタッチキャップ。キャップを集尿タンクから外すときは、緑のボタン部を押して引き抜いてください。装着時は上から押し込むだけでキャップ装着完了です。めったに壊れる部品ではありませんが、キャップのロックがされなくなったなどの劣化がみられた場合は、交換をお願いします。
キャップの着脱がスムーズにいかない場合は、ワセリン等の潤滑となるものを黒色のOリングに塗布してください。
臭い防止フタTUR204
排尿後に、レシーバー入口に被せる臭い防止のフタ(シリコン製)です。特に在宅では尿・トイレの臭いを気にしがち。その原因となるのがトイレや尿瓶から臭う、尿臭です。手持ちユリナーへ排尿した後は、極力、尿臭がただよわないように、臭い防止のフタを使えば、ずいぶんと違います。
いつのまにか、フタがどこかへ行ってしまった!という事にならないように、手持ち部分と臭い防止フタを、適当なヒモやゴムで結んでおくと便利です。
ユリナ専用パンツ KUR102
レシーバーの手持ち部分を外せば、常時装着用として使用できます。ADLの変化や尿意が無くなってきた際には、常時装着型の集尿器としてのご利用を検討ください。
ユリナー専用パンツ(KUR102)をお求めいただき、装着する方法もありますが、紙おむつや自身のパンツで尿器を固定することも可能です。
寝返りの状況などで判断し、何で陰部へ固定するかを検討してください。
集尿器をおむつで固定する場合の参考動画↓
洗浄ブラシDUR502
集尿タンクを洗浄するブラシ。芯は針金なので、自由に曲げて使用することができます。
集尿タンクの中をゴシゴシとこすり、尿石汚れなどを除去してください。