介護用おむつセンサーは、おむつが濡れた事をスマホに通知!
介護用おむつセンサーIQ-ASM-DP

この記事の目次

介護用おむつセンサー「IQ-ASM-DP」とは?

介護用おむつセンサーとは、おむつが排尿で濡れたことをスマートフォンに通知してくれるセンサーです。センサーの原理はとてもシンプル。温度センサーと湿度センサーで排尿を検知しています。温度と湿度がある一定の率で上昇していくと、排尿を検知したと判定されます。

介護用おむつセンサーIQ-ASM-DP

おむつセンサーを使うことで、「おむつ」を触ることなく排尿されているか確認できたり、排尿の時間を記録できたりと、排尿パターンを読みとることなど様々な活用方法があります。

介護用おむつセンサーの使用方法

  1. スマートフォンに専用のアプリをインストールし、アプリとセンサーをBluetoothで連携させます。
    介護用おむつセンサーBluetooth連携

    Bluetooth連携

  2. おむつの外にセンサーを貼り付けます。(おむつの外といっても、最も濡れるところに張り付けてください。ちょうど股間のあたりになろうかと思います)
    介護用おむつセンサー張り付け

    おむつに貼り付け

  3. おむつが濡れてくると、以下のようにアプリのメイン画面が変化。
    介護用おむつセンサーメイン画面

    介護用おむつセンサーメイン画面

  4. レベル4(赤色)になると、排尿検知となりスマートフォンが音で排尿検知を知らせてくれます。※音が出ない設定にもできます
    介護用おむつセンサーの画面変化

    スマホ画面表示

 

インストール方法

介護用おむつセンサーを使用するためには、専用のアプリをスマートフォン(またはタブレット)にインストールする必要があります。AndroidはPlayストア、iPhoneはAppStoreからダウンロードし、インストールしてください。

アプリのダウンロードは「Adult SmartDiaper」と検索するか、以下のQRコードに従ってダウンロード・インストールしてください。

おむつセンサーインストールQRコード

おむつセンサーインストールQRコード

メリット

おむつセンサーを使うことで以下のメリットがあります

  • 「おむつ」に排尿があったことを、「おむつ」を触ることなくスマホで確認できる。
  • 「排尿」を検知した日時、回数が自動的に記録されるので、「おむつ交換の時間の見直し」ができる。
  • おむつセンサーがスマートフォンから離れるとアラームで通知する徘徊検知機能がある。
  • 1台のスマホで4台のセンサー(4人)を同時に管理できる。 ※Bluetoothの仕組み上、4台が最大

 

デメリット(注意事項)

介護用おむつセンサーのデメリット(注意事項)を理解したうえで利用してください。

  • 排便は検知しない。
  • 排尿量が、わからない。
    おむつやパッドによって、吸収量が違いますよね。おむつセンサーは、そこまで頭が良くありませんので、排尿量はわかりません。お使いいただくおむつごとに、アプリの設定で「センサーの感度を調整」してお使いください。
  • チョイ漏れでは反応しない。
    おむつの外から温度と湿度の変化を検知していますので、チョイ漏れの尿量ではおむつの外まで湿度温度が伝わってこないため、検知されません。
  • たまーに誤検知がある。
    車いすに座ったときなど、座面とおむつにセンサーが挟まれて、温度と湿度が上がってしまうときがあります。センサーの正解率は約9割くらいです。

介護用おむつセンサー活用事例

①おむつ交換の空振りが無くなる

介護施設などの夜間のおむつ交換は、利用者さんに申し訳ない気持ちで、おむつを開けて汚れているか確認しますよね・・。ところがおむつが濡れていなくて、「おむつ交換の空振り!」が起きてしまうものです。おむつを開けるわ、利用者さんを起こしてしまうわといった介護負担を軽減させてくれることが期待できます。おむつ交換の空振りが無くなることは、本人にとっても介護者にとっても負担が軽減されることですよね。

②排尿パターンがわかる

夜間にセンサーを付けておくことで、自動的に排尿検知の時間が記録されますので、利用者さんの排尿パターンを確認することができます。利用者さんの中では、排尿パターンが読みにくい人や、新しい利用者さんで排尿パターンがわからない人にお使いいただくとよいでしょう。

③おむつカブレ、褥瘡の予防に

排尿を検知したらスマートフォンを鳴らすことで、排尿を検知したらすみやかにおむつ交換ができます。おむつカブレや褥瘡があり、排尿後すみやかにおむつを交換させたいニーズにお応えします。

④障がい児をおもちのお母さんに

幼児の頃は、抱っこやスキンシップのついでにおむつを触っておむつの状態を確認していましたが、思春期になるとおむつも触りにくいもの。特に外出中に公然の場でおむつを触ることはお互いに勇気のいることです。おむつセンサーを使えば、スマートフォンを見るだけで排尿の確認ができますから、尊厳の維持に活用できますよ。

 

介護用おむつセンサーの価格

おむつセンサーの価格は8,800円

同梱品:本体、電池、シリコンカバー2枚、取説

介護用おむつセンサー同梱セット

介護用おむつセンサー同梱セット

 

仕様

品名 介護用おむつセンサー
品番 IQ-ASM-DP
寸法 110×40×13(mm)
ネットワーク Bluetooth 4.0
電源 DC 3V
バッテリー容量 210mAh
バッテリー種類 CR2032 リチウムバッテリー
連続使用時間 約5ヶ月 ※電池交換で引き続き使用可
作動距離 30 メートル
セット内容 シリコン製カバー(2種類)、センサー装置、リチウム電池(CR2032)
主な材料 ABS、シリコン
サポートバージョン iOS 8.0 以上、Android 4.3 以上
認定 FCC、CE、NCC、TELEC、SRRC、SAR、RoHS

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