介護用おむつセンサー(IQ-ASM-DP)取扱説明書

本製品を正しくお使いいただくために、取扱説明書をよく読んでから排泄介助にお役立てください。

この記事の目次

介護用おむつセンサー【セット内容】

本体・本体カバーに電池が付属しています

  • 介護用おむつセンサー本体1個
  • シリコン製カバー(大・小)各1個
  • CR2032電池(リチウムボタン電池)1個
  • 電池用ストッパー、電池交換金具 各1個
  • 取扱説明書

介護用おむつセンサー【使用方法】

初期設定・使用準備

  1. 【専用アプリのダウンロード】
    お手持ちのスマートフォン(タブレット)からGooglePlayもしくはAppStoreに移動し、「AdultSmartDiaper」のアプリをダウンロードし、スマホにインストール。 ※ダウンロードアプリの検索は取扱説明書記載のQRコードを読み取るか、アプリ検索よりAdultSmartDiapperと入力し検索してください。
    おむつセンサーアプリQRコード
  2. 【本体に電池をセット】
    センサー本体のバッテリーカバーを開いて、ボタン電池を挿入してください。また、誤飲防止のために電池はストッパーで固定されています。以下の図を参考にしてストッパーを取り付けてご使用ください。
    おむつセンサーストッパー取付
    電池ストッパーを取り外すときは、電池交換金具を留め具の中に入れた状態でストッパーを取り外し、その後、電池を抜き出してください。
    おむつセンサーストッパー取外し
  3. 【本体とスマートフォンとの接続】
    お手持ちのスマートフォン(タブレット)のBluetooth設定がオンになっていることを確認し、介護用おむつセンサーのアプリを起動します。アプリ起動後、「開始」ボタンをタップしてください。各センサーは「AdultSmartDiaper-xxxx」という名前で表示されますので、タップにて選択しBluetooth接続を完了させてください。万が一、センサーが自動認識できない場合には「再スキャン」をクリックして再接続してください。
    介護用おむつセンサー接続
  4. 【利用者の情報入力】
    介護用おむつセンサーとスマホとの接続が完了したら、利用者の性別・氏名・年齢を設定してください。
    ※2回目以降の起動ではアプリが自動的に本体に接続するので、改めて設定する必要はありません。
    ※性別・年齢は極力正しく入力してください。サーバーに蓄積されたビッグデータと照合し、より正確にセンサーが反応するように調整されます。
    おむつセンサー利用者情報登録
  5. 【接続確認&完了】
    メイン画面に【温度と湿度】が表示されていれば、無事に接続完了です。
    介護用おむつセンサーIQ-ASM-DPメイン画面

 

介護用おむつセンサーの装着

  1. 【おむつの外に貼り付け】
    介護用おむつセンサーを付属のシリコンカバーにセットします。(サイズは大・小の2種類あります。)しっかり装着したい場合は、大きいカバーを、装着時の違和感を極力軽減したい場合は小さいシリコンカバーをご使用ください。※使用しないカバーのほうは、紛失しないよう、注意して保管してください。
    シリコンカバーは、マジックテープになっていて、おむつに直接貼り付けることができます。シリコンカバーをおむつの上に置いて、おむつに対して押し付けるように貼り付けてください。
    【重要】
    介護用おむつセンサーは、下図を参考におむつの濡れる位置に取り付けてください。濡れる位置には個人差がありますので、ご使用になりながら、センサーの貼る位置を前後にずらしてセンサーが反応しなすい位置に調整してください。
    介護用おむつセンサー貼り付け位置
    介護用おむつセンサーIQ-ASM-DP貼り付け位置介護用おむつセンサーIQ-ASM-DP貼り付け位置
  2. 【アプリとの接続確認】
    アプリのメイン画面にBluetoothの接続状態がアイコンで表示されます。正しく接続されている場合は青いアイコンが表示されています。接続が切れている場合は、アイコンの色がグレー表示となります。お手持ちのスマホのBluetoothがoffになっている問い合わせが多いので、まずはスマホの設定の確認をお願いいたします。
    介護用おむつセンサーbluetooth接続
  3. 【温度と湿度の計測】
    アプリが介護用おむつセンサーを認識すると、センサー周囲の温度と湿度を自動で測定します。このとき測定した値が基準となって、アプリ画面にグレーで表示されます。基準値の計測を終えると、温度と湿度の値は青色に変化し、センサーが現在のおむつの状態を適切に検出していることを示します。
    介護用おむつセンサー画面変化
    介護用おむつセンサーは、温度と湿度をもとに、おむつの状態を4段階で表示します。
    レベル2、レベル3を判断するというよりは、レベル4を意識してご使用いただくほうが実用的です。
  4. 【排尿検知】
    レベル4に達すると、アプリはアラームを発し、振動して音でお知らせします。(音・バイブの変更は「設定」ページから変更できます。)
    介護用おむつセンサー排尿検知
  5. 【おむつ交換】
    濡れたおむつを交換した後、おむつセンサーをおむつから外して、交換した新しいおむつに貼り付けしてください。
    古いおむつと一緒に捨てないように注意を!
  6. 【おむつ交換ボタン】
    おむつの交換が完了したら、スマホの「おむつ交換」ボタンをタップしてください。交換が完了するとメイン画面に戻ります。おむつセンサーが周囲の温度と湿度を再測定しますので、温度と湿度の値がグレーから青色に変化するまでお待ちください。(数秒)

 

介護用おむつセンサーの「個別設定」

介護用おむつセンサーは、どの程度おむつが濡れたらアラームを鳴らせたいのか、アプリ側の設定で管理することができます。おしっこの量が少ない時でも知らせてほしい場合は、バーの左側に、しっかり濡れてから知りたい場合は、右側に設定してください。
介護用おむつセンサー排泄検知量調整

 

トラブルシューティングQA

センサーを検出できない

自動でセンサーを検出できない場合は【再スキャン】ボタンをクリックしてください。(まずは、お手持ちのスマートフォン・タブレットのBluetooth接続設定がONになっていることを確認してください。)

センサーが正しく動作しているときは、アプリ画面に温度と湿度の数値が青く表示されます。スマホ(タブレット)のBluetooth接続がONになっているのにも関わらず、温度と湿度が15分以上グレーで表示されている場合、センサーが故障している場合があります。

センサーの動作がおかしいから、リセットしたい
センサーの動作がおかしいと感じたときは、以下のことを実施してください。
  1. 編集画面を開き、センサーを削除
  2. センサーを工場出荷時の状態にリセットするため、本体のResetホールを押してください(針もしくはクリップの先など、先のとがったものをご利用ください)
  3. 取扱説明書Opro9 SmartDiaper初期設定を参照し、アプリにセンサーを再度追加してください。
    介護用おむつセンサーリセット

注意事項

  • センサーホールに物を入れたり、水を注いだりしないでください。(センサーが故障する原因になります。)
  • センサーを水で洗わないでください。汚れが気になる場合は、水で湿らせた布で拭いてください。シリコンカバーは、水または中性洗剤で洗うことができます。(カバーを洗う前に、必ずセンサー本体は取り外してください。)
  • センサーの環境により、使用できる回数やバッテリーの寿命が変わります。
  • センサーをおむつに取り付けるときは、説明書の図を見ながら正しい位置に貼り付けてください。センサーが適切に取り付けられていない場合、温度と湿度の情報が正確に検出されません。
  • センサーの改造や修理は、絶対に行わないでください。
  • 排泄記録はセンサーのIDとひもづけされていますので、センサーが故障した場合は、排泄記録のデータを引き継ぐことができないので、ご了承ください。
  • 誤飲を防ぐため、ご使用にならない時には、お子様の手が届かないところに保管してください。
  • センサーとスマートフォン(アプリ)の通信が切断された状態では、スマホに通知が届きません。また、切断されていた時の排泄状況は記録されませんので、ご注意ください。

 

介護用おむつセンサーの「よくある質問」

以下リンクページに、よくある質問がありますので、ご参照ください。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事